ヒトの皮膚から万能細胞(iPS)。
報道ステーションで古舘伊知郎さんが「今日の朝刊一面は”ヒトの皮膚から万能細胞”だ。」と表現するように、大きな革新的な出来事を予感させるニュースがありました。
人の細胞を使ってiPS(万能細胞)を作るというものです。
大人の細胞から神経細胞や脊髄などを複製する事が可能だと言うことです。
これによって、遺伝的拒絶無く、本人のどこの細胞も作れるという事です。
大革新です。
ただ、ガン細胞までコピーしてしまう点や、クローンが作れる倫理的問題も残っているようです。
果たして我々生きている人間にとって万能細胞を生命延長に役立てる事ができるでしょうか?
私個人的には、こうした神秘というか未知なものは暴かれる度に楽しみではあります。
-PS
ローマ法王庁(バチカン)の生命科学アカデミー所長でカトリック聖職者のスグレッチャ氏は「人(受精卵)を殺さず、たくさんの病気を治すことにつながる重要な発見だ」と称賛したコメントが、ウェブ版バチカン放送で伝えられました。
法王庁の受精卵を利用したES細胞(胚性幹細胞)に対する見解は、生命は卵子が受精したときに始まるという考え方に立っている事から反対してきましたが(人を助けるのに人を殺す)、今回のiPS細胞(万能細胞)には科学者への賞賛を発表しているようです。
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