- ソニーCEO:「1つの規格にするチャンスがあった頃に戻りたい」
「戦いを進めるのは難しい状況が続いている。われわれは元々メリットに訴えかけようとしており、Paramountが鞍替えするまではそれを続けていた。」
ソニーのCEO Howard Stringer氏は、Blu-rayとHD DVDの両フォーマット混在についての認識を示しました。
一度は歩み寄りを見せていた時期もありましたが、遠い昔の事にさえ思えます。
同氏は、最後にはそれがどちらであれ、どちらかのフォーマットが勝ち残ると信じていると語ったそうです。
また、CEOになる前は、「2つの陣営を結んで1つのフォーマットにするチャンスがあると信じていた頃に戻りたい」と語った事もあるようです。
Howard Stringer氏に取って、次世代DVDは混在ではなくいずれ片方になる、あるいはそう願っている、それが望ましいという事でしょうか?
とはいえ、いかにハイビジョン普及でこれから次世代DVDの必要性があると言っても、多くの人々がDVDで十分だと感じているはずです。
VHSからDVD程のイノベーションは、多くの人が感じていないと思います。
私個人としては、こうなった以上、両方の規格を扱える機器と両方のソフトを出す事も、無難な選択肢の一つだと思います。
【関連記事】
世事淡々:「HD Rec」と「AVCREC」の明暗は? 2007/10/31
CENT Japan:ソニーCEO:「1つの規格にするチャンスがあった頃に戻りたい」–次世代DVD規格について発言 2007/11/14
コメント