月面の土地1エーカーの値段は40%上昇
スイスの金融大手UBSによると、月面の土地1エーカーの値段は40%上昇した事を発表しました。
UBSのストラテジストは顧客向けリポートでは、月の不動産価格の傾向が米住宅価格の先行指標になる可能性もあると冗談交じりに分析したそうです。
また同レポートによれば、月面の地価は1997-2001年に急上昇した後、ドットコム・バブル崩壊後の2002-2003年にいったん下落し、その後米住宅市場がピークを迎える9カ月前の2005年12月に過去最高の1エーカー=37ドルに上昇し、2007年1月には1エーカー=16ドルまで約56%下落したとの事です。
月面の土地代は米住宅価格の約12カ月先を行く妥当な指標になっている現実から、米住宅価格が底を打つのは2008年初めごろになりそうだとの報告もしました。
本当に先行指数になっているかどうかはともかく、私としては月の土地に価格が付けられていた事を初めて知りました。
宇宙条約ではたしか月面の領有権は主張できないとかあったかと?思いますが、各国とも月面への資源などを含めた関心を示しており、100年前には何の価値も無かったであろう月に、人間が価値を付け始めている事は、なんとも不思議な感じがします。
100年後には、きっと土地価格は今より遙かに上昇しているのではないでしょうか?
【参照サイト】 – iZa!:イザ!
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