中国食品の不信、ついにここに極めり!
1/30、千葉県市川市で22日夜、中国産の冷凍ギョーザを食べた一家5人が、下痢や嘔吐(おうと)の食中毒症状を訴えて入院していたことが分かりました。
5人とも現在、入院中で、うち5歳の女児が重体との事。
県警はギョーザの具のニラから、有機リン酸系の農薬成分「メタミドホス」を検出。
製造過程で薬物が混入したとみて業務上過失傷害の疑いで捜査を開始、流通・販売ルートなどを調べています。
そして、他にも同じ冷凍餃子を購入し、食中毒症状をで病院で手当てを受けたとの情報が同県内と兵庫県内で2件あり、各警察当局で調べているようです。
一方、中国政府の反応としては、中国輸出食品の安全性を主管する国家品質監督検査検疫総局の工業食品課は、調査中でありコメントできないとの事です。
中国の政府系研究機関、中国科学院は30日までに、経済規模、教育水準などから総合的に見た中国の国力は1990年の世界16位から急上昇し、2004年に米国、日本に次ぐ世界3位になり、2030年前後には日本を抜いて2位になると発表しました。
中国の食品不信は今に始まったわけではありません。
もちろん日本にも偽装や賞味期限の問題があります。
しかし、中国の食品問題は明らかにレベルが違います。
中国では、他にも報道されていない部分で、工業油や劇薬物の混じった食品による死亡事件があると聞きます。
やらせのダンボール肉まん問題がありましたが、世界中の人々は、あれが捏造だったとしても、中国のどこかで同様な事が行われている事について疑いの余地はありません。
今回のケースが中国側による責任なのかまだ調査の段階ですが、そう疑われる原因がある事を中国は受け止めなければならないでしょう。
国力を付ける事は大変結構な事ですが、世界に責任持てるステークホルダーとして、もう少し中国国家、国民の間で意識が向上する事を、隣国から願わずにはいられません。
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【参照サイト】 – iZa!:イザ!
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