- 建築家・黒川紀章、政治家・黒川紀章
先日12日、心不全のため亡くなった世界的建築家の黒川紀章氏(享年73歳)の葬儀が10月14日に、東京都港区の梅窓院で近親者や建築事務所関係者、教え子らによってしめやかに営まれました。
数多くの建築物を手掛けてきた黒川氏ですが、今年は都知事選挙と参議院選挙に出馬した事で注目を集めました。
私の個人的な印象としては、都知事選挙で敗北した直後の彼のインタビューを聞いて、「自分本意な人」という印象を持ちました。
敗戦を振りかえる中で、自らの力不足や敗戦という結果に対して目を背けていたような発言だったと聞いていた私が感じたからです。
しかし、彼に近しい人は、「選挙に勝つ事よりも自らの哲学を世に知らしめる事」に重きを置いていたのではないかと言っていました。
私の知り合いにも芸術家がいますが、芸術家の生き方や考え方は普通の人の物差しで測るのは難しいかもしれません。
彼を理解するためにも、私自身彼の歴史を紐解く機会があるかもしれません。
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