台湾総統候補訪日へ。
24日付の台湾紙・自由時報などは、台湾与党・民主進歩党(民進党)の総統選候補、謝長廷・元行政院長(首相)が12/16から4日間、訪日する事が決まったと報じました。
台湾の問題は日中間における常に懸案問題です。
中国政府がアメリカのキティホークの香港寄港を一時認めなかったのは、先日のチベット仏教の最高指導者・ダライ・ラマ氏へのブッシュ大統領との会談や、米議会での同氏への勲章受賞を抗議したものではという見方がされています。
また、ドイツでもメルケル首相がダライ・ラマ氏と会談したことを受けて、中国は両国司法協議や両国人権協議、独財務相の訪中などの抗議措置をとっています。
11/23の日本では、民主党の鳩山幹事長がダイライ・ラマ氏と会談した際に、ダライ・ラマ氏が「(高度な自治について交渉するため)右手を中国政府に差し出しているが、何も得られていない。だから左手で、欧米や日本の支援者に助けを求めている」と説明した所、鳩山氏は「(14世の)右手が満たされるまで、左手を力強くサポートさせていただく」と述べました。
今回の台湾問題もそうですが、今後日本に対しても何らかの対抗手段が取られる事、あるい影響を及ぼす事は必至かと思われます。
はたしてどんな波紋になる事やら?
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