DNAが過去の犯罪を暴く!

下着を投げ込み男、過去の殺人で再逮捕

昨年の6月から、大阪府茨木市のニュータウンの民家に女性用下着を捨てた不法投棄事件で、会社員の押谷和夫容疑者(48)が今月2日に逮捕されました。
その破廉恥な男は、なんと14年前に殺人を犯したとして12/25に再逮捕されました。

再逮捕の決め手は、男が吐き捨てた下着のDNAと当時の事件で残されたDNAが一致したからです。
警察は、平成17年9月からの容疑者のDNAデータをデータベース化し、以前の事件かた検索できるシステムをスタートさせました。
スタート以来、余罪解明や容疑者特定につながったケースは、1年間で610件になり、昨年9月からの1年間では1132件に上りました。

現代では、なかなか動機が解明されない、理不尽で不可解な事件が多く、検挙率の低下にも繋がってきました。
しかし、動かぬ証拠である科学捜査が、検挙の手助けになれれば、ほんの少しかも知れませんが、犯罪を抑制できるかもしれません。

もっとも、今回の容疑者は殺人を犯したその後の妻の死によって奇行を取るようになったそうですから、その精神構造は我々には到底理解できない所にあります。(殺人に対する精神的な影響より妻の死の方が大きかったのでしょうか?)
例え凶悪犯罪は減少傾向にならなくても、こうした人間を社会が野放しにするようでは健全な社会とは言えないと思います。

【参照サイト】 – iZa!:イザ!

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