イージス艦と漁船が衝突!

世界屈指の最新鋭・イージス艦がなぜ?

2/19午前4時7分頃、千葉県南房総市の野島崎の南約40キロの太平洋上で、海上自衛隊第3護衛隊群(京都府舞鶴市)所属のイージス護衛艦「あたご」が、新勝浦市漁業協同組合(千葉県勝浦市)所属のマグロはえ縄漁船「清徳丸(せいとくまる)」と衝突しました。

衝突して真っ二つに割れた漁船に乗っていたのは吉清治夫さん(58)と長男、哲大さん(23)の親子は海上に投げ出され、現在も捜索されていますが依然として行方不明のままです。
第3管区海上保安本部は、あたごが業務上過失往来危険容疑で強制捜査に踏み切る方針を固めました。

第一報を聴いた時は誰もが「なぜ?」という感想を持ったのではないでしょうか?
世界で最先端のレーダー監視網を持つイージス艦が、漁船を捉える事ができなかったのかという疑問を誰しもが持ったはずです。
これはシステムの問題だとすれば日本の防衛の沽券に関わりますし、人的ミス・ヒューマンエラーであれば、国民を守るはずの自衛隊としてあってはならない出来事です。

沖縄での在日米軍の不祥事が取り立たされている今、綱紀粛正を求める日本政府の立場として、日米でミサイル防衛の要としているイージス艦でこのような事件が起きた事はマイナスでしかありません。
巨額の税を投じ、多くの国民を守るべき任を負っているイージス艦。
レーダーの他に見張りが居るはずとの事ですが、もしこれが怠っていたのであれば何とも残念な事件です。

【参照サイト】 – iZa!:イザ!

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