韓国の盧武鉉大統領と北朝鮮の金正日総書記は、4日「南北関係発展と平和繁栄のための宣言」に署名しました。
さらなる融和の道を歩むということでしょうか?
日本が要請した拉致問題への言及はどうやら行われなかったようです(正確には分からないようですが・・・)。
この会談が韓国の大統領選挙と経済援助を目的にしているとすれば当然でしょう。
加えて日韓の温度差も考慮すれば。
しかし韓国の野党候補が勝利したらこの会談に意味があったと言えるでしょうか?
そう考えれば次期政権の方が良いはずですが、まあ会談の目的があからさまであるのなら仕方が無いかもしれませんね。
南北は6・15共同宣言を守って積極的に具現していく。
南北は思想と制度の差を超越して、南北関係を相互尊重と信頼関係に確かに転換させていくことにした。
南北は軍事的敵対関係を終息させて、韓半島で緊張緩和と平和を保障するために緊密に協力することにした。
南北は現停戦体制を終息させ、恒久的な平和体制を構築していくべきだということで認識を一致させ、直接関連した3者または4者の首脳が韓半島地域で会談し、終戦を宣言する問題を推進するために協力していくことにした。
南北は民族経済の均衡的発展と共同の繁栄のために経済協力事業を共利共栄と有無相通の原則で、積極的に活性化して持続的に拡大発展させていくことにした。
南北は民族の悠久な歴史と優秀な文化を輝かせるために歴史、言語、教育、科学技術、文化芸術、体育など社会文化分野の交流と協力を発展させていくことにした。
南北は人道主義協力事業を積極的に推進していくことにした。離散家族と親戚らの対面を拡大し、映像手紙交換事業を推進することにした。
南北は国際舞台で民族の利益と海外同胞の権利と利益のための協力を強化していくことにした。
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