教育再生すべきは・・・
小学生の人間関係を調査している創価大(東京都八王子市)の研究チームが、世界9カ国・地域で行った国際調査で、「親に注意されると、カッとなる」や、「親に乱暴な言葉遣いをする」との質問に、肯定する子の回答が最多となった事が分かりました。
研究チーム代表の鈎治雄(まがりはるお)教授(教育心理学)は、「日本の子どもは家庭や学校で人間関係を維持する力が劣っているのではないか。学校教育の中で子ども同士がふれ合う集団行動を重視する必要がある」と指摘しています。
安倍前総理が教育問題について熱を入れていました。
日本は、以前と比べて学力が低下してきているのは事実であり、それは国の科学力や競争力の低下に繋がる懸案事項です。
そして教育が社会格差を一層広げます。
しかし、私が思うに、もちろん学力は大切ですが、礼儀や礼節といった教育の方がもっと大事だと思います。
どんなに頭が良くても、傍若無人で礼儀知らずな人間に人は付いて行きません。
もちろん選ばれほんの一握りの天才ならまた話が違ってきますが、いづれにせよ、それは損な部分が多いのだと思います。(本人が納得しているのであれば良いのかもしれませんが・・・)
この問題は、子供達が悪いように聞こえもしますが、給食費を払わないような親の元で育てられる子供が親に敬意を抱かない、あるいは社会常識が身につかない事は、子供達にとっても不幸な話に思えます。
他人の立場を考え、自らの行動に責任を持つ事は大事な事です。
しかし、私自身ももしかしたら気を付けているとはいえ、他者から見れば不快にさせてしまう事があるかもしれません。
人は誰しも完璧ではないのですから・・・
しかしながら、そうして自分の行動や言動などを常に考えなら前向きに生きていく事が大事なのではないでしょうか?
礼節をわきまえ、自ら考えて行動する。
そうして人生の歩む事が、引いては学力の向上などにも繋がっていくんじゃないかと、私は考えます。
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