2007年12月の雇用統計

雇用に見る日本経済の行方は?

1/29、厚生労働省が発表した昨年12月の有効求人倍率(求職者1人に対する求人数、季節調整値)は、前月から0.01ポイント悪化の0.98倍になりました。
一方、12月の完全失業率(季節調整値)は前月から横ばいの3.8%になりました。

雇用情勢は若干の悪化があるもののほぼ横ばい・底打ちであり、決して暗くない先行きを予感させてくれます。
全国的、都市圏で改善の見られる雇用情勢ですが、地方はどうでしょうか?

私は静岡に住んでおり、地方についてはよく知りませんが、静岡市の周辺にいくに連れて、求人の差が出てくるのはどうしても避けられません。
やはり、都市経済の基本は人口と言った所なのでしょう。

限界集落などを抱え、大都市流入で疲弊する地方は、厳しい現実があるのだと思います。
姜尚中教授は、日本の中には二つの別の国があると表現されていました。

もう一方の格差が広がる国は今後どうなるのか?
地方分権や道州制だけで本当に解決できるのか?

今後、地域格差問題が雇用も含め、様々な面から表面化されるでしょう。

【参照サイト】 – iZa!:イザ!

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