- 地震が発生する前に分かる緊急地震速報、その船出で・・・
郵政民営化など、月の初め1日は多くの新しい事が始まっています。
緊急地震速報もその一つです。
本日午前9時からスタートしました。
しかし、いきなり課題を浮き彫りにさせました。
本運用開始直前の同日未明、神奈川県箱根町で震度5強を観測する地震がありました。
速報システムは作動したようですが、予想震度が震度4に対して実際は震度5強とかなりのズレを生じました。
- 緊急地震速報システムの仕組み。
また、このシステムは地震が発生した際、震源から先に到達するP波(縦波)の小さな揺れを検知し、その後遅れて到達するS波(横波)の大きな揺れを警告する仕組みですが、直下型地震など震源が近い地域では、地震速報よりも早い段階でS波が到達してしまうため、役に立たないケースがあります。
- 緊急速報は役立つか?
このシステムは、冬柴国土交通大臣が「世界最先端」と評するように、先進国・地震大国 日本ならではだとは思います。
まあしかし、自然の大災害の前に人間はまだまだ無力との事でしょう。
この予報が果たしてどれだけ役立つでしょうかね?
東海地震が予想される、静岡に住む私としても気になるところです。
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