なりたい大人

どんな大人を目指すか・・・

独立行政法人国立青少年教育振興機構が公表した2006年度調査で、中高生の5割が「なりたい大人が周囲にいない」と考えているようです。
高校2年生の7割は将来仕事に就く条件に「正社員」を挙げ、安定的な雇用への意識が高い事が推し量れます。

自分が高校生ぐらいの頃には、ITやパソコン関連の仕事に就きたいなって思ってました。
今はそれが一応実現しているわけですが、確かに公務員なんかもどうかなって思った時期もありました。

昨今の世相を反映してか、安定志向が強いのは、今回の調査結果でも裏付けられた印象を私は受けました。
安定志向は成熟した社会の宿命と言えば宿命かもしれませんが、エスカレータに乗らない、夢を追いかける姿、夢を追いかけられる大人を目指す人がもっと増えればグッドかなとも思いました。